犬舎の方針

1950 年の創業から65 年以上にわたり、アライ畜犬牧場では健全な仔犬を作出することを心掛けています。 “健全な子犬”とは健康で性質の良い上質な子犬のことを云います。
那須野が原の恵まれた自然環境と適切な飼養管理のもとで自家繁殖した健全な子犬を全国の愛犬家の皆様に直接販売しています。
直販はブリーダーの「私」と愛犬家の「貴方」のお互いの顔が見えることや
直接お話できることそれから親犬や飼育環境をご覧頂けることが両者の”責任と安心”に繋がるものと思います。
貴方に当ケンネルの子犬と運命的な出逢いを感じていただけて、
その子がご家族の一員に加わることで毎日の生活が潤いのある心豊かな楽しい暮らしとなりますよう心から願っています。
私共は専門家としてそして同じ愛犬家としてお客様をサポートさせて頂きます。

繁殖直販について

ブリーダーは自身が満足できるような子犬を作出したいという願望を持っています。
ブリーダーは「専門とする犬種の発展と啓蒙を実践する愛犬家」であることだと考えます。
ブリーダー直販は、ブリーダーが自信と責任を持って繁殖した子犬を
お客様が安心して購入できることが最大のメリットだと思います。
当犬舎にはおかげ様でリピーターのお客様が多数いらっしゃいます。
二頭目、三頭目、二代目、三代目の愛犬をお求め頂くなど、
先代からのお客様やその二世、三世のお客様からも厚い信頼を戴いています。
お客様が仔犬を購入しようとするときに不安に思うことは眼で見ることが出来ない部分だと思います。
当犬舎では次のように考え実践しています。

仔犬の健康状態

日々の衛生、運動、食餌の管理そして駆虫、予防接種、スキンシップや声掛けなど、
心身共に健やかな成長を促す努力をしています。
心音確認と検便検査を済ませてからお引き渡ししています。
線虫( 回虫など) 駆除は生後20日目と40日目の2回投与しています。
混合ワクチンは生後60日頃と90日頃の2回行います。( 料金別途)
常在菌の一種であるコクシジウムなどの原虫は予め駆除出来ないため
症状が出た場合にサルファ剤投与しています。
両親犬は毎年フィラリア予防し定期的に混合ワクチンを接種しています。

仔犬の性質や性格

先天的な「性質」を左右するのは両親犬からの「性質遺伝」です。
その後の「性格形成」には飼主の「躾け」や「飼育環境」が大きく影響します。
当犬舎では「性質」が温和な両親犬を繁殖犬として性質の良い仔犬を作るように努力しています。
また仔犬の性格形成に係わる「社会化」に適応し易くするために子犬と子犬とのスキンシップ、
人と子犬とのスキンシップや声掛けなどコミュニケーションを図って子犬の情操を豊かにするよう心掛けています。
更に将来問題行動などが起きない様にオーナー様には子犬のしつけ方や飼育方法なども説明指導させて頂いています。

仔犬の資質

子犬はどの仔も可愛いのですが子犬がどのような外見の成犬になるかは両親犬や先祖犬が参考になります。
これは先に触れた性質や性格と同じように遺伝も関係しますが飼主の飼養管理(適切な食餌、適切な運動、手入れ、しつけなど)によって立派な成犬になれるかどうかが左右されます。
当犬舎はJKC(ジャパンケネルクラブ)の 犬種標準に沿った上質で健康な繁殖犬を選定し、両親犬やその先祖犬の良い遺伝子が仔犬に受け継がれるよう両親犬の組み合わせなど工夫し取り組んでいます。
また近親繁殖は良い遺伝子を増幅しますが同時に悪い遺伝子も増幅する危険性がありますので基本的に行いません。
遺伝疾患については当犬舎の繁殖犬は股関節形成不全やCL をクリアしています。

サポート飼育相談

お買い上げ後の飼育相談はどんなことでも何度でもお気軽にご相談ください

特に初めて仔犬を家族に迎えるお客さまは飼育方法について次々と疑問が出てきます。
トイレやその他のしつけ方、 フードの選び方、食餌の与え方、手入れやシャンプーの仕方、
散歩のさせ方、問題行動の対処法、良い獣医師の選び 方などどんな事でもお問い合わせください。

環境や個体差にもよりますが、子犬の性格は生後6ヶ月位までに決まることが多く、
飼い主様とのルール・信頼関係をしっかり作ることや、
お散歩などに出て他の犬・人間にたくさん会って慣れることも、
飼いやすい、愛される犬に躾けるために重要なことです。
犬の性格は飼い主様の躾にかかっているとも言えます。
もちろん、成犬に成長してからのご相談も承っております。
家族の一員として愛されるために、しっかりとしつけてあげてください。
豊富な経験と知識で終生サポートをさせて頂きます。

保証について

1.【死亡した場合の補償】

仔犬お引き渡し後15 日以内に伝染病で死亡した場合は、販売価格を上限とし同犬種の仔犬を無償で提供いたします。
但し医療費や診断書などの費用はお客様のご負担となります。また、下記の項目に該当する場合は補償から除外されます。
・過去6ヶ月以内に愛犬を同じ伝染病で亡くされていた場合
・飼育者の過失や故意に基づく死亡
・臨床獣医師の治療を受けずに死亡
・事故、逃亡、盗難、突然死
・臨床獣医師による診断書や死亡所見の無い場合

2.【先天疾患の保償】

生後6 ヶ月以内に生命や生活に支障のある重篤な先天疾患が発症した場合販売価格を上限とする代替犬と交換いたします。
・臨床獣医師の診断書を必要とします。
・診断書や医療費等の補償は致しかねます。
・輸送の場合は返送費用はご負担願います。

3.【股関節形成不全の補償】

仔犬が生後12 ヶ月以内に重篤な股関節形成不全により歩行困難となった場合販売価格を上限とする代替犬と交換いたします。
・臨床獣医師の診断書を必要とします。
・診断書や医療費等の補償は致しかねます。
・輸送の場合は返送費用はご負担願います。
 

ご心配なことがあればお気軽にお問い合わせください、仔犬のご見学時に、個体ごとのアドバイスをご説明いたします